(約 2,100文字の記事です。)
Zbrush 2022になって搭載されたV1~V8ボタン。せっかく可視状態を調整したのに別のVボタンにコピペできない……。
というわけでVボタンのサブツールの状態を別のVボタンにコピペするプラグインを開発しました。
当プラグインがあってようやくZbrush 2022のV1~V8ボタンの本領発揮です。
対象読者はZbrush 2022ユーザーです。業務の都合上Zbrush 2021を使っているユーザーは2022へのアプデ時にでもご検討ください。
以下ではV1~V8ボタンのことをVボタンとも呼びます。
微妙に使いにくいV1~V8ボタン
Vボタン、かつて私が開発したVisibility SwitcherというプラグインがついにZbrush本家の機能として登場してきた。ところが使ってみると結構使いにくい。というのも、たくさんあるサブツールをプチプチと目玉アイコンを制御した所で、別のVボタンは全て可視状態(または全て不可視状態)からスタートになっているわけである。毎回プチプチ目玉アイコンをクリックし直すの?Noである。(※ ある規則性によって全て可視/不可視が決まりますがほぼランダムだと思っていいw)
このようにV1ボタンでコツコツ見た目を調整しても、
V2ボタンを押してみたら全表示状態に。つまりV1のカスタム状態をまたゼロからV2ボタンにセットする必要がある。
これさ、サブツール総数が数百ある場合、どうするの?全く役に立たないぞ。
Vボタンの内容をコピペするツールを作りました
使い方はこちら。
なお購入先はBOOTHがオススメです。ArtStationでも購入できます。
現在選択中のVボタンの全サブツールの状態をコピーし、任意のVボタンを選び直してペーストするプラグイン。これで上記のV1の見た目をV3などにコピペできるぞ!
他にもコピーしたあとに全てのVボタンに一括ペーストする「全てにペースト」ボタンも実装。V1~V8に8回もコピペする必要なし!1回分のコピペ操作で全てのVボタン内の見た目を共通化できます。
実はメチャクチャ大変だった
もうね、普通の人には作れないプラグインです(笑)リファレンスを100%理解したとしても作り出せないでしょう。理由は色々ありますが、とにかくハードルが高すぎる。
あっさりできそうなことが全くできない。それがZbrushプラグイン開発なのです。。。
気合いと根性と努力と粘り強さの勝利でした。
当プラグインがあってようやくZbrush 2022のV1~V8ボタンの本領発揮です。
是非とも活用して快適な創作活動を手に入れて下さい。
今回の創作活動は約45分(累積 約2,663時間)
(776回目のブログ更新)
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