Zbrush専用のプログラミング言語「Zscript」を使ってプラグインを開発しています。Zbrushのマクロ機能では実現できない細かい制御やボタン類(ボタンレイアウト、スライダなど)の設置が可能です。
またYT SymmetrizerやBack To the Centerに代表されるように、プログラミングによる複雑な処理も可能な場合もあります(以下の制限事項をご覧下さい)。
Zbrushプラグインの制限事項
ZscriptというZbrush独自のプログラミング言語を利用するため、その言語の仕様上の制約を受けます。現在、以下の制限事項があります。
- Zscript内から別のZscriptを入れ子で呼び出しできない
- ギズモ関連の操作は基本的に絶望的(アクセス手段が用意されていない)
- マウス操作の位置を制御することはできない(おそらくOS依存なためZscriptで制御不可)
CTRLやShiftキーなどを押しながらクリックすることで通常クリックと異なる動作をさせることが(私には)できない(自己解決済み😊)- 日本語文字(2バイト文字)は利用不可(日本語UI表示は例外的な処理であってZscript制御とは別の方法で実装)
Zbrushでボタン操作は再現できますがマウス位置の記録と再生はできないので、マウス操作に依存する操作は実装できません。またギズモ操作についても絶望的です。またデシメーションマスターやサブツールマスターのようなZbrushに標準搭載されているプラグインを次々に呼び出して連続実行ということもできません。理由は1の通り。
このようにZscriptは微妙なところで実装できない制限があります。
これらは代表例であり、他にもある様々な制限についての解説は案件ごとに個別に対応いたします。
新規のプラグイン開発を受付中
お客様のご要望に応じた新規のZbrushプラグイン開発を受付中です。具体的な流れは以下のようになります。
Zbrushプラグインで「実現させたいこと」についてヒアリングさせて頂きます。ヒアリング方法は一例として、
- Google MeetやZoomなどのオンライン会議による打ち合わせ(対面のありなし、つまり対面か音声のみの非対面かを選べます)
- あるいは非対面でテキストによる打ち合わせ(Eメール、Twitter XのDMやDiscordによるリアルタイムチャットなど)
まずは実現させたい「理想の完成型となる動作」についてお伺いいたします。その後、理想の完成型について実現の可否の返答、および代替手段のご提案など、理想に近づけるためのご提案をさせて頂きます。
これまでの経験上で実装したことのない新たな開発については「実現できるかどうかの実験」が必要となるため、予備実験に関する費用についてご相談させて頂きます。
予備実験後、あるいはこれまでの実績に基づいて開発に必要な時間数およびご請求金額について相談させて頂きます。
ただ、個人のお客様からのご依頼の場合、あまりにも高額になる場合には現実的な金額となるように考慮させて頂いておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい😊
実際にコーディングしてプラグインを開発します。ベータ版完成後にファイルを納品し、お客様にとっての使い心地や改良点などについてヒアリング。その後微調整をしてリリース版を開発いたします。
リリース版完成後にプラグイン本体を納品し、開発料金のお支払いをもって開発の終了といたします。
その後に判明したバグなどについては無料で修正いたします。また利用中に新たな機能の拡張などについても随時ご相談を受け付けております。
追加機能によっては新たな開発費用が発生する場合がございますが、それらについてもご相談させて頂いております。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。