(約 2,800文字の記事です。)
前回の続き。Unityの教科書2021を終了。今後は動画用途のUnityの使い方の学習にシフトすることにした
対象読者は動画でUnityを使いたいUnity初心者。
ゲーム用途のUnity教本は卒業
詳細はnoteに書いた。
ま、要するに、ゲーム用途で使うつもりがないのであまりゲーム作りの教科書を読んでも無駄だな、ということ。私の場合はあくまでもセル画調の静止画や動画を作りたいので、動画用途のUnityの使い方やワークフローを知りたいのだ。というわけで基本中の基本を押さえたのでゲーム用のUnity教本は卒業です。
動画用途のUnityはありだ
最新の2021での変更点などの解説動画。駆け足で全体を解説している。30分くらい。
この1つ前の動画で100分版はこちら。
まぁどちらも見ましたけれど(笑)
なのであとは大元のチュートリアルを一通りやろうと思っている。
コース学習時間が合計24時間と、結構なボリュームだ。だが無料で学べる上に公式チュートリアルで、しかもYouTube動画の中の人の評判もいい。Unityで動画製作をするならば押さえておきたい教材だ。
ただ、日本語ローカライズの結果と英語サイトでページが若干違うところがあるので、不安なら英語ページ+Google翻訳がいいかもしれない。
何にせよ、UE4と違ってプリレンダリングで何分も待たされることなくサクサクと絵作りについて試行錯誤できる点は凄い。もちろんUE4と違って超絶リアルな絵作りには向かないが、セル画調を目指すならば関係ない。また今後HDRPが高性能になればリアル路線も十分視野に入ってくる。
エフェクト処理のリアルタイム性と動画編集
またUnityは今後は映像分野にも力を入れていくとのことなので、波は来ていると思う。
リアル系で言えばBlenderのCyclesも一時期検討した。だが、どうせ同じエフェクトを追求するならばBlenderよりもUnityのほうが応用が効く。AR, VRアプリに応用できるし、もちろんゲームにも応用できる。対してBlenderではBlenderから外に取り出せないので、AR, VRへの応用は難しいだろう。どちらを使っても「成し遂げたいエフェクト」は同じかも知れないが、そこで得たノウハウの応用範囲が広いほうがいい。
なので私はBlenderでのエフェクトの追求をやめてUnityでの実現方法を模索する方向に切替えた。
私個人にとってはBlenderの使い方がまた一つ決まった。
絵作り(最終アウトプット)はUnityで
絵作りに関しては徹底してUnityにこだわることにした。もちろんUnityの動画編集ではできないこともあるので、最終的には簡単にでも動画編集ソフトで仕上げることはある。例えば2つの異なる動画のディゾルブ(うっすらと重なって消えていくクロスフェード)、これはゲームエンジンのUnityは苦手だ。そしてそれをやるメリットも少ない。
それに対してAEで加えるようなエフェクトはUnity上で与えられる。なのでそういうポストエフェクトも全てUnity上でやることにこだわろうと思っている。
またそれが1枚の静止画となれば、Unityのみで完結できることになる。そこにこだわって学習を進めようと思っている。
だからBlenderの使い分けがほぼ固まった。
- ポリゴンモデリング
- リギング&スキニング
- UV展開
- (繰り返し用リグ・アニメーション設定?)
要するにセットアップ用途までだ。そこから先はUnityに移して撮影に入っていくという具合。
また必要に応じてサブスタンス3Dペインターも出番がありそうだ。でもこれはあくまでもBlenderでUV展開後の話になりそうだし、シンプルなセル画調ならばUV展開後にCLIP STUDIO PAINTのみでいいかもしれない。リアル調ではないテクスチャ作りならばサブスタンス3Dペインターにあまりメリットはない。(でもSteam版の永久ライセンス2021があるからいつでも使える)
【結論】Unityに未来を感じる
要するに気に入ったってことだ。セル画調による表現を考えれば、Unityによる動画製作は十分にありだし、学ぶ価値があると感じた。そして個人的にもまずは1枚絵、セル画調の静止画をUnityで作り出せるようになりたいので、そこにつながっていく色んなツールの使いこなしを「取捨選択して、絞って、深く」学ぶというスタンスが決まった。
なのでそれに関わらない些末な情報はいったん捨ててもいい気がしている。
何にしても、私はUnityが気に入った。それだけ(笑)
今回の創作活動は約45分(累積 約2,730時間)
(797回目のブログ更新)
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