ロフトとガムボールを学ぶ(Rhino 3D学習11日目)

Rhino 3Dの学習 11日目。ようやくビギナー編スタート。ロフトを学ぶ。Fusion 360でもでてきたアレだ。他にポップアップメニューとガムボールを学ぶ。


(約 2,900文字の記事です。)

目次

新宿ではないほうのロフト

そう、いわゆる「ロフト」。ライブハウスでもないし、生活雑貨の専門店でもないほうの「ロフト, LOFT」。似たようなカーブ形状を順番につないで立体にする、CADではよくある手法。だがこれもRhino 3D特有の罠があるらしい。接線カーブをつなぐStart地点と向き、これが重要。

あとポリサーフェスとサーフェスでは「あとでやれること」に違いが出るという解説。

大和 司

あとから変形させたいならサーフェスで造型しないとダメらしい。なるほど分からん。ポリサーフェスだと変形加工が絶望的らしい。知らんけど。

クローズドカーブだけではなくてオープンカーブでもロフト可能。まぁそりゃそうだ。

中クリックでいわゆるクイックメニュー

BlenderでいうところのQキーのクイックメニューがライノ 3Dだと中クリック。それだけ。マウス位置にポップアップウィンドウが開く。そこにお気に入りアイコンを出し入れできる。Blenderのそれと違ってこちらはアイコン位置の並べ替えが可能。
(BlenderのFavoriteも早く並べ替えに対応して欲しい😭)

ガムボールという名のギズモ

ZbrushやBlenderでいうところのギズモがライノ 3Dではガムボールという不思議な名前。ま、要するにギズモですわ。

このコースの解説では基礎編ではガムボールが出てこない。ひたすらにMoveを使って解説している。なのでオブジェクトの移動がいちいち面倒だと思っていた。

なぜギズモじゃなくてガムボール?

ChatGPTに聞いてみたらかなり納得の答えが返ってきたので以下コピペ。


Rhino 3Dで「ギズモ(Gizmo)」ではなく「ガムボール(Gumball)」という名称が採用された背景には、McNeel(Rhinoの開発会社)がこの機能の直感的なイメージをユーザーに伝えるためのユニークな命名を意図したと考えられます。以下の点が由来や理由として挙げられます:

1. 見た目の連想

ガムボール(ガチャガチャのカプセルや噛むガムの丸いボール)に似た形状が由来とされています。ガムボールマシン(お菓子のディスペンサー)に入っているカラフルなボールのように、丸くてカラフルなハンドルや軸が目立つインターフェースが、この名称のインスピレーション源となったと言われています。

2. 親しみやすさとユーモア

McNeelは、Rhinoを技術者やデザイナーだけでなく、幅広いユーザーが楽しみながら使えるツールにしたいという思いが強い会社です。技術的な名称(例: Manipulator、Gizmo)よりも、楽しくユーモラスで親しみやすい名前を選ぶことで、機能の印象を柔らかくした可能性があります。

3. 競合との差別化

他の3DCGソフトウェアでは、「Gizmo」や「Manipulator」といった一般的な名称が使用されています。一方で、Rhinoでは「Gumball」という独自の名称を採用することで、Rhino独自の文化やアイデンティティを強調したかったと考えられます。

4. 開発チームの意図や遊び心

McNeelの開発チームは、ユーザーコミュニティと近い関係性を持ち、フレンドリーな文化で知られています。このため、特に深刻な技術用語ではなく、開発チーム内の遊び心や軽いノリが影響した可能性もあります。

総括

「ガムボール」という名前は、機能の形状の特徴と直感的な印象を結びつけるために選ばれたユニークで親しみやすい名前です。他のソフトウェアと差別化しつつ、Rhino特有のフレンドリーでユーモラスなブランドイメージを反映していると言えるでしょう。


コピペはここまで。

何か真実みを帯びて語られていたが、念のためCopilotに聞いたら、
「Rhino 3Dで「ガムボール」という名前が使われている理由については、公式な説明は見つかりませんでしたが、いくつかの推測が考えられます。」ということで、Copilotの推測もChatGPTのそれとほぼ同じ。

Google検索してみても公式回答は見つからず、掲示板でユーザーが各自の推測を述べるに留まっていた。でもまぁChatGPTの回答で妥当な答えだ思う。

なるほどね、遊び心ね。

🤔

大和 司

でもやっぱり、ギズモだよね、これ……。

大砲のことを「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲」と言われても、「それ、大砲のことだよね」で終わるぞ……。
完成度は高いだろうが。

ギズモ(ガムボール)は新しい機能?

Perplexityに聞いてみたら、どうやらガムボールは最新のRhino V8で実装されたようだ。なのでV7以前は全部Moveコマンドだったのだろう。どうりで基礎編の解説でガムボールが出てこないわけだ。V5~V7ではそれで正解だったからだ。V8から触った人からすれば「なぜ早くギズモを使ってくれないの?」と思っていたが、そういう経緯とコースの作成手順の都合上だったらしい。

はい、嘘です。しれっとPerplexityは嘘をつきました。💢
AIはまことしやかに嘘をつく。
ChatGPTに聞いたらガムボールという機能はV5からあったそうで。段階的に機能拡張されてきて、V8でさらに使いやすくなったそうで。

V7とV8でのガムボールの違いは、面の延長および押し出しのための新しい制御が追加されたことらしい。レガシーなMoveコマンドも悪くはないが、どっちでもできるならギズモのほうが直感的で分かりやすい。

でもまぁ確かに精密に「どこからどの方向へどれくらい移動させる?」を指定できるのがMoveコマンド。ギズモは割と適当に自由に動かせてしまう。なのでCAD的なのはむしろMoveコマンドかもしれない。

とはいえ、ギズモを使ってもスナップ機能が効くのだから、やっぱりギズモのほうが使いやすい😊

でも多分、両方を状況に応じて使い分けることになりそうだ。

大和 司

Moveコマンドはアレはアレで、決まり切った手順の時には作業が早い気がする。いちいちギズモを狙ったところにセットして軸を決めて~などやっている間にMoveコマンドプチプチで終わる気もする。要は使い分けだろう。

何にせよ2通りの操作を知っていて、よりやりやすいほう、便利なほうを採用すればいいだけだ。

ようやく立体物を触れる「ビギナー編」開始

とりあえず今回から有機的な、立体的な何かを触れるようになってきた。だがまだまだ「なるほど分からん」状態だ。まだライノ 3Dの全体像が見えてこない。

次回はスイープらしい。カーブに沿って断面形状を指定するアレだ。マヨネーズの星形マヨ軌跡を作れるアレだ。

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(1,037回目のブログ更新)

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