(約 4,200文字の記事です。)
更新履歴
2024/12/05 記事を一部メンテ。
2023/06/21 記事を一部メンテ。
2022/10/06 今の状況に合わせて情報を修正。他、蛍光ペンによる強調などを追加。
過去の更新履歴
2021/06/23 記事を一部メンテ。
2020/02/20 記事を追記。
2020/05/15 記事を追記。
2018/08/11 執筆。
いきなり結論!
Mサイズにしとけ!1モニタで使う分には、変な使い方をしない限りは、Mサイズが一番無難だ!!!
そして一昔前(だいたい2010年代中頃まで)は「板タブがコスパ最強!」だったのだが、時は令和。今は液晶タブレットもかなり安くなってきた。こうなってしまうと、以後は、液タブをオススメしたい。
というのも、Mサイズで考えても、板タブ3万円台が、今は(2021年6月当時はクーポンなどの値引きを使うと液タブでも3.8万円台なのだ。ほぼ一緒じゃないか!というわけで、これからタブレットを使うなら間違いなく液タブ一択だろう。とはいえ、私の手元には無駄にでかいLサイズの板タブが鎮座ましましているのだが……。)
液タブを使ったことのない筆者が無責任に液タブ最高を推し勧めることもできないのだが、どう考えても板タブは古典的な技術の体現になろうとしていることは間違いない。これからの人には「液タブ」を勧める。(デジタルネイティブな若者には特に。)つまり初心者に板タブを勧めるメリットがだんだんなくなってきている。(厳密には視線の角度が水平(モニタ)か下向き(液タブ)かによる長時間作業時の疲労感の違いや個人の感覚に大いに依存するので、一概に液タブこそが勝者とは言えないが。)
でも個人的にはまだ触ったことがないので、というか私も液タブに行きたい(笑)
ま、ざっくり言うと、これからの初心者にオススメするのは直感的で分かりやすい液タブにならざるを得ないだろう。
逆に板タブはコアな職業ユーザーが大半だと思う。。。確固たる信念を持って「板タブ」を選んでいる人ね。
少し脱線した。
ワコムのLサイズのペンタブは、ばかでかい。一人分の食事を運ぶ「お盆」ほどの大きさだ。普通サイズのモニタを使っている人にとってLサイズの存在意義はあるのだろうか?
私はモニタが23インチであるのにも関わらず、ワコムのペンタブ Intuios 4 のLサイズを購入して現在に至る。購入当初、MかLかで迷ったのだが、当時、以下の理由で1万2千円ほど高いLサイズを購入。
- そもそも実店舗でLサイズとMサイズを体験できる環境がなかったから(重要、特に地方在住者には切実)
- ペンタブの入力領域を小さくすることもできるのでL→M相当にもでききると思ったから(この理解は正しかった)
- Lサイズで腕を使ったストロークを試せると思ったから(私には腕ストロークは合わなかったが)
- Mサイズを買って窮屈だったときに、買い換えにより合計8万円以上も出費するのは勿体ない(正論)
(2020/02/20 追記)
描画領域は狭くできる=感度を高めることはできる。こんな具合。そういう意味では大は小を兼ねる。だが設置サイズや物理的な大きさは変わらない。でかいのだ。
絵から離れたりした時期もあるので一概には言えないが、実質3年ほど使ってみた感想。
モニターサイズを基準にして選ぶべきであった。
Full HD(解像度1920×1080)の23インチのモニターにペンタブのLサイズは大きすぎた(笑)
もちろんセンサー領域を縮小して描画についてはMサイズと同様の扱いににできるのだが(設置スペースは減らないけどねw)、なんとかこの気持ちを抑えるためにはどうすればよいか、という記事。
ペンタブのサイズの選び方
今改めて調べてみると、ワコムのこんな素敵なサイトが。当時知りたかった😭
モニターが23インチなら、どう考えてもMサイズだね。うん。
違和感の原因
元々腕を使うストロークで描かないのが原因。実際に商品購入後に腕ストロークを試してみたが、絶望的に合わないw
そしてモニターに対して描画領域が広すぎるとこんなことに。
- 手首を使ったストロークでは描画された線の長さがイメージよりもちょっとだけ短くてストレス
- ちょうどいい線の長さを引こうと思うと腕ストロークで描かなければならない
- 慣れない腕ストロークだとを使うと力が逃げてふにゃふにゃな線になる
- 画面をズーム縮小すればちょうどいい長さの線が引けるが、線を1本引くごとにいちいちズームをいじれるか!💢
結局、ワコムのドライバの設定画面で描画領域を少し小さくしたらしっくりきた。そしてその描画領域の大きさを定規で測ってみたらズバリMサイズの領域サイズだった😱 誤差2mm……。
やっぱりサイズ的にはMがピッタリだったのだろう。
ずいぶんと遠回りした。
設置がおっくうになるほどの製品サイズ
私の使用モデルはこれなのだが……。
本体のサイズは、ほぼ22インチのモニター筐体と同じ大きさです。四角いキーボードならペンタブの上にのせても余裕でペンタブが左右にはみ出る。一人分の食事を運ぶお盆並みの大きさ。感覚としてはマクドナルドのトレー(お盆)よりも左右にだいぶ大きいぞ(笑)
私の場合は常に机の上に放置できるわけではないのでいちいちペンタブを移動させるのだが、ずしりとくる重さ。これが意外と創作意欲の出鼻をくじくw
万年設置できる環境ならいいのだが……。
デュアルモニター環境なら有用かも
例えば、セカンドモニターを縦置きするならばどうだ?
ちなみにモニターを縦置きにするならばモニターアームを使ったほうが便利です。状況に応じて縦置きと横置きを自由に変更できます。私はエルゴトロンを愛用しています。エルゴトロンは安価なガス圧式ではなくてバネ式なのに位置がピタッと決まるのが凄い!頻繁にモニターの位置を変更する人は「ガス切れによる寿命がある安価なガス圧式」よりもバネ式のほうがオススメです。
これならば、Lサイズの描画領域にMサイズの横置き描画領域+2台目の縦置きモニターの描画領域が収まりそうだ。縦モニターについては恐らくは数ミリほど横置きMサイズの領域よりもタブレット面積の割り当てが若干手狭になる予感だが、それでもかまわない。
結論
- 基本的に、普通のディスプレイサイズ(15~24インチ)ならMサイズのペンタブがベスト(大原則)
- 将来的にデュアルモニタ化をするなら、Lサイズの広い描画領域内にMサイズの領域+その他の領域を割り当てるという検討もあり。だがでかいよ。
- Lサイズの描画領域を縮小して当面はMサイズの使用感にすることもできる
- Lサイズを買うなら設置場所や移動方法を考える必要があるほどに、巨大で重い
機能的には「大は小を兼ねる」ということわざの見本だが、
「大」の大きさは「大でしかない。中にはならない。」
と言うわけで私は、将来的に縦置きのセカンドディスプレイを導入するつもりなので、Lサイズを買ったのは先見の明でした。ということで巨大なLサイズの大きさを自分に納得させているのでした。
お絵描きサイズ的には今のモニタに対してはMサイズがベストだったことも分かったし。ペンタブはそうそう簡単に壊れるものではないから、長期的な視点でペンタブのサイズを検討するのもよさそうです。
ネット上でもLサイズの話題が見つからないので、手首で描くスタイルの人が大いゆえにMサイズでやりくりできてるのかも。あるいはMサイズの液晶タブレットに移行したのか。
まぁ確かに、板タブでIntuiosクラスを検討するときに、デュアルモニター環境まで考慮する人は少ないかもしれない。
(参考☕)現行品のIntuios Proはコンパクトになったけど
現行品のIntuios Pro はM, LともにIntuios 5よりも小さくなっている。
描画領域ではないエリアが細く狭くなった。だがしかし!LがMサイズに対してタブレットそのものの大きさは依然として巨大であることには変わりがない。
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