Gumroad運営から「PayPalによる売上金の支払いができなくなったので銀行口座を登録してくれ」というEメールが届いた。突然なに?と思って調べたところ、どうやらPayPal側がGumroadに対してPayPal利用を拒否したようだ。
商品を売るクリエーター側も、作品を買うユーザー側も、どちらもPayPalを使えない。現時点では、
- ユーザーが作品を買うためにはクレジットカードが必要
- クリエーターが売上金を受け取るためには銀行口座の登録が必要
Gumroad、終わったな……。
(約 1,700文字の記事です。)
更新履歴
2024/10/17 公開
PayPal側が使用を許可しなくなった
Gumroadからの公式発表は現時点ではまだないので、独自調査の結果です。噂話レベルで聞いてね。
調べたところによると、PayPal側がGumroadに対して利用許可を取り消した、ということらしい。噂によると、Gmuroad側の扱うコンテンツがPayPalの利用規約のNG項目に引っかかったらしく、PayPal側からの修正の申し入れに対してGumroad側が完全には対応しきれなかったため、とのこと。
要はちょっぴりエッチなNSFWなコンテンツをGumroadクリエーターが扱っていて、Gumroad側がそれの取り締まりやルール遵守をクリエーターに強制できなかった、つまりはGumroadがきちんとNSFWコンテンツを制御できていない、とPayPal側に判断されてしまったようだ。
同様にエッチでなくても著作権法違反のコンテンツの管理についてもGumroad側が制御できていないと判断されたようだ。
こういうドライでルール遵守の文化がアメリカらしいとも思った。
クリエーターもユーザーも大迷惑
PayPalを使えないので当然こうなる。
- ユーザーが作品を買うためにはクレジットカードが必要
- クリエーターが売上金を受け取るためには銀行口座の登録が必要
ユーザーからすれば、信用できるか不明な海外企業にクレカ情報を打ち込むなんて、とんでもないことだ💢危険すぎる。
クリエーターからすれば銀行口座を海外企業に教えるなんて、とんでもないことだ😤危険すぎる。
結局どっちも、誰も、何も得をしない。
Gumroad、いよいよ終焉か?
ユーザーからもクリエーターからも見放されたらサービスとしてはいよいよ終焉に向かってのカウントダウンだ。
実際に、この事件で私のストアは製品を全て非公開化しました。もう多分、Gumroadは使わないと思う。買うのもクレカ必須は怖すぎる……。
製品販売側のクリエーターとしては、しばらくGumroadの運用をしていなかったのでいつ閉鎖してもよかったので、ダメージは少ない。最近の売上金8ドルが引き出せないが、諦めようと思う。銀行情報を教えるリスクのほうが8ドルより高くつくはずだ。
8ドルで安全を買うことにした😤
また私が他者製BlenderアドオンなどをGumroadから買う場合も、さすがに信用できるか不明な企業の運営するサイトにクレカ情報を打ち込むことはできない。危険すぎる。なので結局はGumroadでは買い物もしない、ということになる。
終わった……。サービス終了と同義である😭
まとめ Gumroadは過疎化する
ユーザーから見てもクリエーター側から見ても、もう終了ですね、これ。
今現在でGumroadで商品販売しているクリエーターは早めに海外向けマーケットプラットフォームに引っ越しを考えたほうがいいです。
私は海外ユーザー向けのサイトはArtStationをメインで利用していたのでダメージはほぼゼロですが、もし運命が少し違ってGumroadメインだったとしたら、ゾッとしますね。
今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,958時間)
(988回目のブログ更新)
筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(Amazon様の商品を宣伝することで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下の商品名や画像アイコンをクリックしてからAmazon様で何かお買物をして頂ければそのご購入総額の1~2%が私に寄付されます。クリック後に別の商品のご購入でもOKです!誰が何を買ったかは私に通知されませんのでご安心下さい😊
また当サイトは楽天アフィリエイト、バリューコマース Yahoo!ショッピング アフィリエイト、および第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス)を利用しています。