Mayaのスカルプトツールはごく普通だった(Maya学習 7回目)

(約 2,000文字の記事です。)

Mayaのモデリングの基礎を学習中。

大和 司

対象読者はMaya初心者。

今日はここから続き。

目次

Mayaの選択方法いろいろ

デフォルト状態では矩形選択で背面まで選択されたり、BlenderのCキーみたいに筆塗りみたいにマウスでドラッグ選択したい。調べてみたらちゃんとできた。選択ツールダブルクリックでもいいし、画面右側のタブからでもいい。カメラベースにすれば前面のみ選択できる。またTABキープレス中のみ一時的に筆塗り選択できる。フェース選択で試すと分かりやすい。

単なるメモ

  • 頂点またはエッジの削除はDelキーじゃなくてCtrl + Delキー。面倒くさい。
  • モデリング操作の場合、Shift + 右プレスのマーカーメニューか、画面右のモデリングツールキットを眺めれば何とかなる感じ?
  • ポリゴンモデリングについては枯れたモデリング手法であり、やれること自体は決まり切っている。なのでMayaだから特に凄いということはない

個人的には次の第10章、スカルプトツールとスムージングに期待している。Zbrushほどハイポリではなくてミドルポリで活躍しそうな予感があるからだ。

スカルプトツールの学習

左がZbrushのブラシ、中央がMayaのスカルプトツールのブラシ、右がBlenderのスカルプトブラシ

  • スタンダードブラシ、スカルプトブラシ、ドローブラシ
  • ムーブブラシ、グラブブラシ、グラブブラシ
  • ?、グラブのサーフェスにコンストレイント、スライドリラックスブラシ
  • (共通、Shift プレスでスムーズブラシ)
  • Shift離しのスムーズブラシ?、リラックスブラシ、スライドリラックスブラシでShift押しのスムーズ機能

うん、まぁ普通だね。若干Blenderのほうが高機能、というかオリジナル機能の便利なブラシが多いかな、程度。Zbrushに関しては、Zbrushのメリットデメリットがハッキリ分かれる結果に。やはりZbrushはトポロジを直接的に編集する機能が弱い。まぁトポロジを制御するソフトじゃなくて多数の頂点位置をブラシで制御するツールだと思った方がいい。

Blenderのスカルプト機能とMayaのスカルプト機能では、うん、ちょっとBlenderが有利かも知れない。甲乙付けがたい。

ただしMayaのX線表示やBlenderのワイヤフレーム+半透明表示よりもZbrushの半透明表示のほうがはるかに見やすい。Zbrushの半透明表示ではスカルプト対象のサブツールは見た目そのままで、他のサブツールだけが半透明になる。Zbrushは半透明表示でもサブツールの裏面のメッシュが見えないのでスッキリと見えて作業しやすい。この点でもZbrushがスカルプトモデリングには有利だと思う。

残念ながらMayaのスカルプト機能はBlenderのそれとあまり変わらないという印象。特に優れている点も劣っている点も見当たらない感じだ。

NURBSモデリングは流し読み

今のところNURBSモデリングを使う予定はないので知識だけ補充。ただしNURBSモデリングはZbrushにもBlenderにも内のでこの点はMayaが有利。Blenderについては「それっぽいことができるアドオン」はあるがBlenderの純正機能ではNURBSモデリング非対応。

大和 司

ベジェカーブを利用した綺麗なモデルを作れるが、これはこれで色んな別のノウハウが必要そうなので今は保留。

モデリングまではここまでで終わりのようだ。次からはお待ちかねのUV展開だ。次回のメモは長くなりそうなのでいったんここで区切ります。

次回はここから。

今回の創作活動は約3時間30分(累積 約2,976時間)
(854回目のブログ更新)

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