(約 6,700文字の記事です。)
カシオ製電卓JS-200W-Nだが、公式サイトの商品ページにもカタログにも型番が存在しない。
- これは現行品なのか?
- カタログ落ちして流通在庫のみのワゴンセール品なのか?
わからなかったのでユーザーサポートに問い合わせた結果。
更新履歴
2023年3月17日 現在でもアマゾンで買えます。廃番じゃなかった。
もうよく分からないので廃番か現行品かは、もうこれ以上探求しないことにします😭
2023年2月3日 記事が消えていたので復元&記事をメンテ。
2021年4月3日 Amazon現行品を触った感想を追記。
Amazonでの販売品の型番はJS-200W-Nだが、Eメールでの問い合わせの回答では「JS-200W」となっていたので以下ではJS-200Wと記載する。
確かに型番はJS-200Wが正しいようだ。-Nは結局謎のまま。。。
2021年4月現在、JS-200Wは「現行品」との回答を得た。
なので安心してAmazonから購入できる。在庫数が少なくなってもすぐにメーカーから供給される。焦って買い占める必要はない。
これで安心して業務用途であってもガシガシ使い込める。5年保証も伊達ではない!
公式サイトやカタログに載っていない理由
JS-200Wはカシオの公式サイトにもカタログにも型番が存在しない。なぜ?
サポートへの問い合わせの結果、「販売店舗が限定された流通限定モデルだから」との回答を得た。
取り扱い可能店舗が限られているため、一般的な(店頭配布用の)カタログには型番を載せられないのだろうな、と予想している。
なお公式サイトには型番の該当がないため、取扱説明書DLページにもその型番がないが、故障修理受付ページでは「JS-200W」は存在する。興味のある人はGoogle検索「CASIO 電卓 故障修理」。
(だがJS-200W-Nは存在しない。ハイフンNの意味は?価値は?謎だ……。)
取り扱い可能店舗ならば実店舗でも販売中
実在の家電量販店はもちろんAmazonでも取り扱っているので購入可能。
【答え】流通限定モデルだから
ん~、理解はできるけど腑に落ちない(笑)
一般流通品でないにせよ、取り扱い可能店舗では販売している以上、正式なカシオ製品なので、せめて公式サイトには載せるべきではなかろうか?海賊版ではない正規の製品であるし、購入者も利用者も存在しているわけなので。その電卓について調べたくなることもあるだろう。その製品ページに「流通限定モデル」「取り扱い可能店舗が限られています」などの注意書きを添えればそれでいいのでは?
そもそも、Amazonでも公式オンラインショップでも地方の大型家電量販店でも買えるこのモデル、いったいどこが流通限定モデルなの?謎である。
(もしくは公式サイトで紹介できない「何かしらの事情」があるのかもしれない。ま、これ以上掘り返す必要もないのでそっとしといてあげよう。)
とりあえず2023年3月現在で現行品だとわかったので満足です。これで安心してガシガシ使い込める。簿記検定の勉強や実務でもタッチタイプで使っていけるぞ。
チルト画面のメリット
チルト画面は快適性が段違いなのです。某ハンバーガーショップで簿記の勉強をしていると天井の照明がきらりと反射して地味にまぶしいのです。。。
チルト画面は天井に光源がたくさんある環境で簿記の勉強をしようとするとかなり重要です。天井の光源が電卓の鏡面反射で地味にまぶしかったりします。
画面をちょいと傾ければご覧の通り。
まるで何事もなかったかのような安定感(笑)これがチルト画面の実力だ!
逆に学習環境がいつも同じ快適環境の人にはあまりメリットにならない、とも言える。
ルート計算機能がない(統計検定用には向かないらしい)
製品の仕様を良く眺めてから買って下さい、としか言いようがない。ないものはないのだ。
0, 00キーが左にずれている点に注意
ただしJS配列なので0の位置が左にずれています。これ、左手タッチタイプの場合に小指で0が押せます。これが重要。0キーの打鍵回数は他のキーよりも多いので簡単に押せることが私にとっては重要でした。
(PCのキーボードのタッチタイプ時のAキーも左手小指なので、左手小指を使い慣れている点も重要。)
私の場合は左手タッチタイプ派なのでJS配列な電卓でないと使いづらいのです。。。
それが原因でシャープのEL-N942Xから乗り換えた人です。
左手タッチタイプの続編はこちら。
【まとめ】JS-200Wの情報
まずは流通に関して。
- 現行品である(2023年3月現在)
- 流通限定モデルなので公式サイトにもカタログにも型番がない
- Amazon、公式オンラインショップ、その他取り扱い店舗からのみ購入可能
- 価格が約4千円前半~5千円前半というミドルグレード
その他、JS-200Wのいいところなど。
- チルト画面なので天井の照明の反射のまぶしさを回避できる
- サイレントキーなので比較的静か(ただし打鍵音がゼロという意味ではない。念のため)
- 早打ち対応(2キーロールオーバー)
- JS配列なので0が左に一列ずれている(左手タッチタイプで小指を使いたい人に便利)
- 税込み・税抜きボタンがある(実務で便利)
逆に弱点など。
- ルート計算ボタンがない(簿記1級で必要だが、簿記2~3級では不要。統計検定では必要らしい。)
- 日時・期間計算ボタンがない(西向く侍で、2月は28日、ほか30日で終わる月を覚えていれば日数はカウントできる)
なお簿記検定3級、2級までならばルート・日時計算機能の有無は受験に支障がないと判断したからこそ、私はJS-200Wを選択したわけです。
もし実務上で日時計算が必須ならば、チルト画面をあきらめて別の電卓を買い増しすることになるだろう。個人的には、もし日時計算やルート計算が必要になったならば、DS-20DB-Nを買うと思う。
あるいは実務ならば日時計算やルート計算を目の前のPCのエクセルに任せてもいいのです。電卓でなければならない理由がない限り。。。
余談
簿記の電卓を探してかなりの確率で出てくるJS-20WKでは日時計算ができない。代わりに検算ボタンがある。
同様に、有名なスクール電卓 AZ-26Sは、実務電卓と比べてC, ACキーの位置が逆転しているのでおススメしない。今後の機種変更で選択肢が狭まるだけだと思う。
とはいえ、日時計算やルート計算の必要性が出てくるまではJS-200Wを愛用する予定。
この2か所の広い隙間が私にとってはとても重要。指が太い人にとってはこのタイプのボタンが小さいと感じるかもしれないが、逆にボタン間の隙間が大きいので間違ったボタンを押しにくいと感じる。特に(1)の幅広な隙間のおかげで1, 4, 7とC, ACキーを押し間違えない。
この幅は現行品のDS-20DB-Nとも共通だ(と思うw カタログを見る限り)。だから今後の機種変更にも問題ない(と思う)。
むしろここが狭いタイプの安価な電卓では打ちミスが多かった。
私にとってはチャタリングが起こりにくいので使いやすいと感じる。10が誤って100になりにくいと感じた。(安い機種はこれが何度かあったがJS-200Wではそれが起こったことがない。)他の2千円台の非サイレントキーとははっきりと異なる上質な押し心地。この辺が実務電卓だと感じる。私は気に入っている。
もし店頭在庫品を触って気に入ったのならばその場で買うのが一番確実。店頭在庫のロットとAmazonのロットとは必ずしもイコールではない。ロットが異なると押し心地が変わる可能性がある。ゼロとは言えない。とはいえ、そこまでこだわらないならば安い方で買うのもいいだろう。
そういう些末なことを差し置いても、まずは実機を触った方がいい。右手、左手、カシオ、シャープ、キャノン。とにかく店頭在庫を触りまくることをオススメします。
私の場合は今後もカシオの実務電卓(JS配列タイプ)を愛用することだろう。デザインが変わっても、キーのタッチ感が多少変わっても、このキー配列とサイレントキー構造だけはまだまだ継承され続けると思うので。買い替えによる機種変更時に違和感がなさそうなので、長く愛用できそうだと思っている。
今回の創作活動は約2時間30分(累積 約2,356時間)
(714回目のブログ更新)
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