Blenderの編集モードでの選択(LキーとCtrl + Lの違い)

(約 1,000文字の記事です。)

Blenderの編集モードで、つながったメッシュ(メッシュアイランド)を一発で選択状態にする方法としてLキーを押す方法とCtrl + Lキーを押す方法の2種類がある。結果はどちらも同じなのだが、この両者では操作方法が異なる。

目次

Ctrl + Lキーでは「事前にメッシュの一部を選択」すること

Ctrl + Lキーでは「事前にメッシュの一部を選択」する必要がある。なので以下の2ステップが必要。

  1. メッシュの一部を選択状態にする(頂点でも辺でも面でもOK)
  2. Ctrl + Lキーを押す
  3. メッシュ島全体が選択される
  4. (このときマウスカーソルの位置は不問)

メッシュが何も選択されていないとCtrl + Lキーを押しても何も起こらない。

Lキー選択時は「マウスカーソル直下」が選択される

Lキーでの選択の場合、事前にメッシュの一部を選択しておく必要がないマウスカーソル直下のメッシュ島が一発で選択状態になる。

マウスカーソルの下にメッシュがなければLキーを押しても何も起こらない。

Lキー選択時には連続して選択範囲を追加できる

離れ小島となった複数のメッシュ島に対しても連続的に選択状態にできる。これがLキー選択の大きな特徴だ。

  1. マウスカーソルをメッシュ島に重ねる
  2. Lキーを押す
  3. これを繰り返すと追加でメッシュ島を選択できる

これに対してCtrl + LキーではShift + クリックで毎回事前に別のメッシュ島の一部を選択しておかなければならない。そうしないと選択状態が解除されて最後のメッシュ島しか選択されない。

逆に解除はShift + Lで(Alt + Lではない点に注意)

マウスカーソル下のメッシュ島の選択解除はShift + Lキーだ。決してAltキーではない

デフォルトではAlt + Lキーは「法線方向をマウスカーソルに向ける」という機能が発動する。ややこしい。

【まとめ】

ワンプッシュで連続選択可能なLキー選択はマウスカーソルの位置が重要。

Ctrl + Lキー選択は事前にメッシュ島の一部を選択しておくこと。

今回の創作活動は約45分(累積 約3,331時間)
(910回目のブログ更新)

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