Blenderも4系で4.2 LTSとなった。3.6 LTSが枯れてほとんどのアドオンが3.6で使える今、3.6と4.2どちらを使えばいいの?という初心者の疑問にお答えいたします。
なんだか4.2になってアドオンがエクステンションになったり何だか面倒臭そうだけど、4.2のほうがいいの?
(約 1,600文字の記事です。)
更新履歴
2024/10/13 3.6と4.2の互換性に関する注意事項を追記。
2024/10/09 公開
Blender 3.6と4.2どっちを使えばいいのか?
実はこれ、この記事を書きながら結構迷った。結論が二転三転したのだ。どちらにも一長一短があるので悩ましい。
アドオンに依存しているならばしばらくBlender 3.6がオススメ
4.2対応版のアドオンはリリース直後であれば内在バグがあって初心者を苦しめる可能性があります😖なのでここはまずは枯れて安定している3.6対応版のアドオンを使って下さい。
アドオン対応済みなら断然4.2がオススメ!
個人的にはBlender 4.2のほうがほとんどの動作が少し軽いので、できるだけ4.2で作業することをオススメします。
ただし4.2対応版のアドオンはほとんどが最近リリースされたばかりなので、
アドオンのほうで4.2版での内在バグがあるかもしれません。3系と4系では色々大きく変わっているので4系での未知のバグがある可能性があります。
それを含めても4系の動作の軽快さは魅力的です。
Blender 4.2で作業をしていて違和感を感じたら、Blender 3.6で何か挙動が違うか確認しよう。
【結論】3.6と4.2を2つ用意すべし!
Blenderは小数点の下1桁が異なるバージョンのBlenderを個別にインストールできます。なので当然3.6と4.2は個別にインストール可能。初心者はインストーラー版でOK。
私はずっとBlenderはインストーラー版ではなくてZip版を愛用しています。知識が身に付いてZip版でなければならない理由が見つかったらそのときにZip版へ移行しても遅くありません。
個人的には4.2がメインツールに決定!
現在執筆中のBlenderを使うマガジンでは4.2を使って解説します。4.2でどうしてもできない作業が発生したときのみ、3.6に切替えて使う予定です。主にアドオンの4系対応待ちの場合などは3.6で作業せざるを得ないためです。
各種のアドオンもBlenderの進化に合わせてアプデされます。3.6 LTSは2025年6月までメンテされ、あとはそこで終了です。これに対して4.2 LTSは今年からスタートなので2026年9月までメンテされます。
また4.2 LTSは色んな挙動が少しずつ3.6 LTSよりも軽く高速になっています。なので今からBlenderを触るならば3系よりもなるべく4系での作業にシフトしたほうがいいでしょう。(使い勝手はどちらもほぼ一緒。ならば未来のある方を選んだ方がお得です。)
私が3.6を使うときはほぼ、使いたいアドオンがまだ4系非対応の場合のみ、の予定です😊
3.6と4.2はどちらも.blendファイルを開ける😍
ちなみにBlenderは3.6と4.2では.blendファイルに互換性があります。
つまり4.2での作業と3.6での作業とを往復可能なわけです。これで4系非対応のアドオンの利用については問題解決です。ファイル保存と読み込みの一手間だけ掛ければ、それで問題解決です。
なのでBlenderは3.6と4.2の2つをインストールして使い分けることを強くオススメします。
基本的には4.2を使い、必要に応じて3.6を使うのがオススメです。
(追記)実務レベルで3.6と4.2の互換性は厳しい?
とある3DCGモデラー様からのご報告で、ファイルの互換性のテスト中にBlenderが落ちる、と。また互換性OKなファイルとNGなファイルがある、ともご連絡頂きました。
ですので3.6と4.2のファイルの互換性については、結構「あやしい」状況になってきました。絵に描いた餅?
実務レベルで3.6に依存している場合には今は急いで4.2にシフトしない方がいい、というか現実問題で4.2移行が難しいかもしれません。
今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,929時間)
(976回目のブログ更新)
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