(約 1,200文字の記事です。)
Back To the Center Pluginを使って「チェンジザワールド軸」モードを使うためには、トランスポーズマスターを使う必要がある。だが、その肝心のトランスポーズマスターがエラーを吐いてしまうことがある。今回は筆者がハマったその例と解決方法をご紹介。
トランスポーズマスターで「結合する」分には問題が無い
だからすんなりいきそうな気がする。結合完了時のスクショ。
ここから全体的に回転させる作業をします。
作業後の悲劇
あとは元に戻せば終了。の予定が、元通りにばらそうとして「TPose|SubT」ボタンを押すと、こんなエラーが。
そしてこうなった。
で、Google先生に聞いてみると、Zbrush Central (英語本家)にヒットし、そこで「公式リファレンスを見よ」というような書き込みがあった。
さっそく調べてみると、こんな感じの内容があった。
Transpose Master | ZBrush Docs
確かに当該サブツールの一部が「非表示のまま」だったのでエラーになった
あごひもを非表示にしたままになっていたみたい。
なので、非表示をDel Hiddenしてから再度トランスポーズマスターで結合&解凍したら上手くいった。
トランスポーズマスターをかける前に全サブツールを検査する必要がある
これは今後の課題だな。トランスポーズマスターに依存する「チェンジザワールド軸」をすんなり実現させるためにはその仕組みが重要だ。
今後のBTCPの改良案件に組み込むことにしよう。
幸い、筆者は、全サブツールのマスクを解除するようなスクリプトを既に開発しているので、それと同様に全てのサブツールを全表示化させる処理を実装することは可能だ。
あとはどれくらい寄付が集まるかで考えることにします。この辺はシビアにします(笑)善意はどれだけ真実なのか?
2019/07/21 気まぐれに追記
Back To the Center Ver.2.5系では既にトランスポーズマスター直前に事前に自動で全ての可視サブツールをチェックする機能が実装されているので安心です。 BTCプラグインVer.2.4の使い方(応用編) (約 5,800文字の記事です。) Zbrush用プラグイン「Back To the Center, BTC」もVer.2.4までの進化でとても使いやすくなりました。なので、ここで一度BTCの使い方をま...
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(164回目のブログ更新)
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