(約 2,000文字の記事です。)
Zbrush 2019にマイナーアップデート第一弾が登場した。今回はその中からめぼしいものをピックアップして試してみた。もちろんご自身で体感するのが一番いいのだが、備忘録としてメモしつつ触ってみた。
詳細は公式情報を参照
主な機能は公式動画や検索で出てくる。https://pixologic.jp/5219/zbrush-2019-1-update/
記事の鮮度に対する時間差があります。というのも、アップデート直後の不具合に対する自己防衛のため、必ずしもリリース日の直後にインストールしていません。なので、他者のTwitterやブログなどの状況報告を待って「どうやら安定しているようだ」と判断した後にアップデート版を試しています。なので当ブログの記事はアップデートリリース版よりもだいぶ遅めの後追い記事となります。ご了承下さい。
以後もこのスタイルは貫く予定。新しいアップデートに飛びつくメリットが見当たらないため。不具合が怖いです。
グループ境界線がピシッとエッジが立つスムーズブラシの登場
言葉で説明するよりも画像を見てもらったほうが早い。
角部分を何となくスネークフックブラシで盛り上げてスムーズをかけた後の状態がこれ。
丸く盛り上がってます。
これを、Brush > Smooth Brush ModifiersからSHIFTキーを押しながらWeighted Smooth Modeを9に設定し、
スムーズブラシをかけると、こうなる。
ポリグループ境界のエッジが綺麗に立つ。久々にZbrushを触ったのでなんとも言えないが、これは覚えておくとモデリング効率を上げられる気がする。造形のためのポリグループ分けなどで活用できそう。
DeformationのPolish系操作と組み合わせる機会が多そう。
結論
使える、便利な機能だ。
画面分割する機能
数値を変えると左右や上下の並び順に変更可能。
画像は1の例。
正直、使い所が微妙。個人的には半透明表示で互いの位置関係が分りながらも選択サブツールがポリグループ表示になっている方がいい。
結論
微妙、忘れてもいい機能かも知れない。
ギズモ3Dのスナップ回転角度が指定可能になった
例えば画像の数値を1から5に変えて、その下のボタンを押して適用する。以後はギズモ3Dを、SHIFTを押しながら回転させると5度刻みでスナップする。地味に便利。(初期値は1になっていても適用ボタンを押すまでは実質従来の値=例えば22.5度刻みです。大雑把すぎる。)
結論
かなり使える。
スクリーンセーバー、要らないよね?
なのでOFFにする方法。
Preferences > ScreenSaver > ScreeenSaver Timerの値を最大にする(実質的に無効化する)
せっかくなのでいきなりOFFにする前に、最小値の10秒にして観察してみるといい。他のアーティストの作品が12秒後くらいに表示されるので何かインスピレーションが得られるかも知れない。お遊び機能だと理解すればいいと思う。でもやっぱりOFFに(笑)
結論
要らない機能。
全てのサブツールの非表示部分を表示させる機能
サブツールマスターに追加された機能。
Subtool Master > Do visible の一番下の行。
ボタン化されていないのでホットキー化できないしカスタムUIにも配置できないのでやや不便。
結論
微妙に使いにくい。代替手段があるので不要。
その他
他にも色々公式サイトに細かく内容が書かれているけど、私にとって大きく関わる部分は以上かな。
個人的にはポリグループのエッジが立つスムーズブラシの実装が嬉しい。(古参の先輩方にとってはこのオプション追加で2018時代のスムーズブラシの機能が復活して歓喜していたみたい。私はよく分からないが。)
今回の創作活動は約1時間15分(累積 約865時間)
(264回目のブログ更新)
筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(Amazon様の商品を宣伝することで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下の商品名や画像アイコンをクリックしてからAmazon様で何かお買物をして頂ければそのご購入総額の1~2%が私に寄付されます。クリック後に別の商品のご購入でもOKです!誰が何を買ったかは私に通知されませんのでご安心下さい😊
また当サイトは楽天アフィリエイト、バリューコマース Yahoo!ショッピング アフィリエイト、および第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス)を利用しています。