(約 3,100文字の記事です。)
そもそもキャラの髪ってどうやって造形するんだろ?という素朴な疑問から始まったのである。YouTubeに上がっている「Zbrush Hair」動画を約100本見て、髪の作り方のアプローチ方法を探ってみた。今回はその中から厳選動画のリンクと考察を記事にしました。
ねんどを盛り上げて作る方法
最初に思いつく方法。粘土をこねて形を作るスタンダードなアプローチ。
榊本でも基本的にはこちら(最初にカーブブラシで原型を作るものの、基本的にはブラシ造形している)
思いつくメリット
- 直感的に作りやすい
思いつくデメリット
- とにかくブラシ技術が必要
- ブラシ技術が露骨に現れる造形なので初心者向きではない
ブラシ技術が無いと、
- 全体的にモコモコする
- 幾何学的なシャープさやローポリ特有のシャープさを出せない
- 手作り感が溢れる
感想
初心者の私にはラフモデリングか、下書き造形(下絵の変わりに直接立体にしてみる造形:著者の造語)までにしか使えない技法だ。上級者ならこれで時短できるのだろうな。最初にして究極のゴール。
ラフモデリングや下書き造形ならば、スカルプトリスプロモードでモリモリ作れそうなので、自由に「ベースとなる形」を作れるのはイイネ。
造形力があれば、粘土盛りでもこんな感じになる。クレイビルドアップブラシとスタンダードブラシとスムーズブラシだけでこんなになる。髪の立体感の作り方の感覚が凄いね。
上の作品ほど彫り込まなくても、あっさりしていながらも存在感のある上手いやり方だと思ったのはこちら。
彫り込みで作るならこれくらいを目指したほうがよさそうだ。問題なのは自分の造形センスそのものだ。仕上がりイメージが湧かないと作れない。
基本図形を変形させて配置する方法
図形を変形させて毛束を作って頭皮に配置する方法。この動画ではようかん型を使用。
先ほどと同じ配信者だが、こっちでは基本図形をデフォーマで変形させて配置している。こんな使い方があったんだね、驚き。
思いつくメリット
- ローポリを少ない手順で大きく変形できる
- ローポリなので面の荒れが少ない
- 似た図形をコピペして使える
- 髪の毛の先端や根元を簡単に細くできる
思いつくデメリット
- 毛束のつながりを滑らかにするためには全体をダイナメッシュしなければならない
- ようかん型だと毛の筋彫りが多すぎて粘土盛り上げ造形と結果が変わらないような?
感想
私の発想にはなかった、デフォーマ変形による毛束造形が想像以上に魅力的。これならばサクサク作れそうだと思った。 が、続きの動画を見ると、これ、最初の粘土造形を丁寧にポリッシュしてから筋彫りしたのと結果が変わらないぞ?
Sculpting Hair Part 03: Finalizing – YouTube
仕上げではカーブブラシを使って跳ね毛を加えているが、これもブラッシング力に物を言わせての造形なので、やはり初心者向きではない。
つまり、微妙な造形方法ということだ。
どうやらZbrush2018で搭載されたデフォーマ、これを活用するか、知らずに旧バージョンのままの作り方(ワークフロー)を踏襲し続けるかで、だいぶ作業効率が変わりそうだぞ。
変形させる元の形状がようかんでなければ、意外と作風次第では十分にありな髪の作り方だ。
このくらいだったらブラシ能力が低くても何とか仕上げられそうだな、と思える作風。
カーブブラシで毛束を作っていく方法
カーブブラシで毛束を1本ずつ頭皮に配置する方法だ。
ロングヘアーに効果的な方法。
上のカーブブラシはこの動画で紹介されている物と同じ。
ウチヤマ本もこのスタイル。やはりロングヘアーにはカーブブラシが定石か。
思いつくメリット
- ローポリの毛束の綺麗な流れを作れる
- ブラシで彫り込まなくてもそこそこ綺麗な毛の流れになる
- ロングヘアーに効果絶大。
思いつくデメリット
- とにかく根気の要る作業。
- 自分好みのブラシ形状となるようなブラシを探さなければならない
- 最終仕上げにはどうしてもブラシによる彫り込みが必要
- カーブブラシなので、確定後の変形はムーブ系ブラシで。大幅な変形はできない。最初に始める毛束の幅が重要。
感想
ウチヤマ本をやってみた分ったことは、とにかく地道にしんどい。毛束の本数がそのまま作業数だからだ。3次元空間で針金を曲げる作業なので、カメラも色んな角度に回してチェックしながらの作業。その分仕上がりはいい。
他、参考になった動画。
このぐらいの毛束の大きさなら、おおざっぱな作業でも行けそうだ。デフォルメキャラならばこのぐらいでいったほうがいいかもしれない。
ファイバーメッシュを使う方法
これは私が作りたい髪とはちょっと違うので今回は割愛します。
番外編 カスタムブラシからのヘアー作成
これができるならヘアー作成に何も困らないはずだ。上級者過ぎる。色々勉強になる動画だが、今の私にはハードルが高すぎる。数年後に見返したい動画。
まとめ
- 100%粘土造形はブラシ技術次第。今はその技術が無いので無理。
- 星形の図形をデフォーマ変形して配置するのがよさそう。
- カーブブラシ造形は手間がかかるが、ロングヘアーにはぴったり。
感想
個人的な感想をば。フルでカーブブラシ造形はとても大変だった記憶があるので、基本図形のデフォーマ+ちょっとした彫り込みでいくか、あるいは断面形状がわりとごろんとしたカーブブラシを使って大胆に配置していく方法がいいと思った。
カーブブラシで繊細に表現しようとすると結構な手間だ。微調整も半端ないし。
なお、今回紹介したYouTube動画の詳細欄には、ブラシのDL先のリンクが紹介されている物もあるので、気になった人は試してみるといい。私はこの記事を書きながら結構使えそうなIMMブラシやメッシュブラシを集めることができました。
カーブブラシで表現するためには、元のカーブブラシ形状がとても重要なので、使えそうな便利なカーブブラシ集めが大変だなと思ったが、今回、何種類か使えそうなものが手に入ったので満足。あとはそれらを使いこなすべく練習するしかないな。
いまはまだこんなだからなぁ。綺麗な髪に整えてあげたいが、どうやって整えるべきか。というのがこの記事の発端だったのです。いいブラシ類が手に入ったので満足w
今回の創作活動は約3時間
(累積 約605時間)
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