(約 1,200文字の記事です。)
ZbrushでZmodelerの実践的な使い方を紹介した貴重な本です。
(注意。ZmodelerはZbrushCoreにはない機能です。無印Zbrushのみの機能です)
ZbrushCoreをひとしきりいじった後に最初にぶつかるのが
「きちんとした平らな面をどうやって作るのか?」
というハードサーフェス造形だと思います。
有機的なカーブの中にしゃきっとしたエッジがある造形はメリハリがある。無印Zbrushで作成(レンダリングはFusion 360)
鋭いエッジだけではなく、かすかに丸いカーブを使うことで硬さと柔らかさを両立(メタリック部分の外周エッジ。対してピンクの逆ハートのエッジは鋭角。)
白い部分以外はZmodelerでないときついと思う。
Zbrushと言えばついついスカルプトにばかり目が行きがちですが(それが目玉機能なので)、すぐに頂点・辺・面の制御といったローポリモデリング操作にぶつかります。Zmodelerという機能(正しくはブラシ)を使って、頂点、辺、面の制御ができます。が、Zmodelerはブラシと呼ぶにはあまりにも操作感が独特なのです。
Zmodelerは公式サイトやZclassroom, Youtubeを見て学習しましたが、かなりの量を見て使い方を学ばないと使いこなせません。が、実践的にどう使えばいいのかが分からない。ふと本屋さんで手に取った一冊がこれ。
この本ではZmodelerを積極的に使っています。ハードサーフェスを作る以外にも、Subdivレベルが低い状態でポリゴンの頂点を直接操作することで大元の形を整えることができます。これにより、スカルプト時にもZmodelerを使うことでスカルプト形状を効率的に整えることができます。この発想はなかった。Moveブラシよりも全体を整えやすい。
Zmodelerのコマンドの選択はラーメン二郎の注文と同じくらい複雑(笑)でもよく使うコマンドは10個程度に絞られる。上記の本で実践的なZmodelerの使い方を学べる。
Zbrushの本でZmodelerの実践的な使い方を解説している本は少ないんじゃないかな?
(8月28日(火) 追記)
このページ上のCG画像は、紹介した教科書にならって作成したものです。(ただしレンダリングはFusion 360。objファイルを利用して色&素材指定してレンダリングしています。)
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